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ペットの「シニア期」って?

公開日 2022/10/18 更新日


ペットの寿命について、みなさんはどのくらいご存知でしょうか。

ペットちゃん(犬・猫)は、人間の約4倍のスピードで歳を重ねていくといわれています。

一緒に住んでいると、ついわたしたちの生活リズムが基準となり、人間と同じ感覚で過ごしていまいがちですが、人間にとっての1日がペットちゃんにとっては4日に値するスピードで過ぎていきます。

わたしたちがあっという間に感じて過ごしている一週間が、ペットちゃんたちにとっては一カ月の日々🐶だと思うと一日一日無駄にはできないですよね。

 

ペットの寿命はどのくらい?

最愛のペットちゃんの寿命なんて考えたくない!という方もたくさんいらっしゃると思います。

しかし、確実に人間よりもペットちゃんたちの生涯は短いです。一緒に過ごす時間が永遠ではないことを理解することで、ペットちゃんと過ごす毎日が大切でかけがえのない時間となり、より「今この時を大切にする」ことができるのではないでしょうか。

犬・猫の寿命は、種類によって違いはあるもののだいたい14歳前後といわれています。実際は、わんちゃんでも17歳くらいまで生きる子はたくさんいますし、ねこちゃんに限っては20歳まで生きる子も少なくないとききます。わんちゃんの場合は、小型犬に比べて大型犬の方が短命といわれていますが、どちらにしても人の人生から比べるとあっというまです。

小動物については、ハムスターが2~3歳、うさぎが8歳前後など、犬や猫に比べてもっと短い命です。

 

ペットのシニア期は何歳から?

ペットのシニア期。気になりませんか?

人と同じように、ペットちゃんも老化していきます。一緒にいるとずーっと変わらずに可愛いので🐶😺✨ずーっとこどもみたいな感覚になりますが、シニア期は思っている以上に早くきます。

 

犬のシニア期🐶

一般的に、「犬のシニア期」は7歳以降を指すことが多いです。人間の年齢で換算すると44~54歳。このころから、シニア用のフードに切り替えたり、こまめな定期健診を勧められることが多いですね。

 

猫のシニア期😺

一般的に、「猫のシニア期」も犬同様に7歳以降を指すことが多いですが、本格的に衰えてくるのが11歳前後といわれています。7歳以降を「シニア期」11歳以降を「ハイシニア期」と呼ぶこともあります。

 

実際には、「シニア期の定義」はないため、ペットちゃんの日常生活の様子をみて判断していくことが大切ですね。

 

シニア期のサイン

見た目や行動に表れる主な老化のサインをチェックしてみましょう。

犬の場合🐶

【目】よく見ると、少し白っぽかったり、青っぽくみえるようになってくる。目やにがでやすくなる。

【鼻】新陳代謝が落ちて、全体的に色が薄くなったり、茶色っぽくなってくる。

【口】普段からオーラルケアをしていないと、歯周病が増えて歯が黄ばんできたり、口臭が気になってくる。

【毛】ツヤがなくなり、パサつきが気になってくる。毛の色素を作る力も弱まるため、全体的に色が薄くなり白髪もでてくる。

【遊びや散歩】歩く速度が遅くなったり、頻繁に休憩をとるようになったりする。体力や筋力が落ちてくるので、疲れやすくなる。

【その他】聴覚や視覚の衰えにより、家族の呼びかけに対して反応が鈍くなる。また、神経や筋肉の衰えによってトイレの回数が増える。感覚も鈍ってくるため、トイレを失敗することも。以前と比べて寝ている時間が増えたなー、なんてこともシニア期のサインかもしれません。

猫の場合😺

【目】目やにがでやすくなる

【口】歯が黄ばんでくる。歯石がつきやすくなったり、歯周病にかかりやすくなり、口臭が気になってくることも。

【毛】ツヤがなくなり、毛が割れてきたり、パサつきが気になる。顔を中心に白髪がではじめる。グルーミング行動が減るため毛玉ができやすくなることも。

【遊び】動きが鈍くなる。走らなくなったり、ジャンプをしなくなってくる。

【その他】粗相をするようになった。怒りっぽくなった。よく鳴くようになった。飲水量が増えた。食欲が低下して痩せてきた。今まで以上によく寝るようになった。など...

シニア期を少しでも健やかに過ごしてもらうために、「変化に早く気がついてあげる」こと。大切ですね❁

 

シニア期のケア

犬の場合🐶

〇食事のケア

食事内容と与え方に配慮していくこと。栄養と消化のしやすさを考えてフードを見直してみるのもひとつです。わんちゃんにもフードの好き嫌いがあります。急に食事スタイルを変えることは体にも心にも負担になりやすいので、ゆっくりと様子をみながらがいいと思います。

〇運動のケア

シニア期だからといって急に運動を止めてしまうのはかえって老化を進めてしまうことになるので、元気なうちはペットちゃんのペースにあわせて適度に運動させてあげること。お散歩もゆっくりと、時間は短めにして様子をみてあげるといいですね。自力でお散歩ができなくなっても、抱っこやカートに入れて外に出てあげることで、自然のにおいや景色に触れわんちゃんも気分転換になります。

〇排出のケア

足腰が弱くなったり、筋力が低下することで、トイレまで間に合わずに粗相してしまうことがあります。そんな時は、叱らずにトイレの位置を変えてみたり、場所を増やしてみたり、回数を増やすように促してあげるといいですね。

〇室内環境

わんちゃんがよく過ごすスペース。フローリングではないですか?通常のフローリングは、滑りやすく、若いうちは大丈夫でも足腰の弱ってきたわんちゃんにとっては、転倒などのリスクに繋がります。滑り止めのマットや、じゅうたんを敷くなど配慮が必要です。大きな段差にも注意です。視力も低下してきますので、ケガにつながるような物はなるべく置かないようにするのも大切ですね。

〇健康状態

こまめに、異変がないか確認しましょう。ブラッシングの時や、散歩から帰ってきた時など、家族によるセルフチェックを習慣化できるといいですね。動物病院での定期的な健康診断とあわせて、健康寿命を伸ばしてあげたいですね。

猫の場合😺

〇食事のケア

シニア用の食事に切り替えたり、消化のいいウエットフードにするなどの配慮が必要です。ただ、こだわりがある猫ちゃんだと急に食事を変えたりすると食べなくなってしまう子もいるので、様子をみながらその子にとっての一番を探してあげましょう。

〇運動のケア

運動不足やストレス発散に適度な運動は必要です。ただ、今までのように高い家具やキャットタワーなど、高い段差のある昇り降りは負担になるので、体に負担のかからない遊びや運動に切り替えていくと安心です。あまり動きたくなさそうでも"目で動くものを追う"だけでもいい刺激になるので、ねこじゃらしなどを使って一緒に遊んであげるといいですね。

〇排出のケア

粗相が増えた、トイレのふちを跨ぐのに苦労している..そんなふうに感じたら、大きめのサイズや、ふちが低いトイレに変えてみたり、場所を見直すのもひとつです。

〇室内環境

安全のために、可能な範囲で危険となるような場所をなくしてあげること。清潔に保ってあげること。温度・室温に気をつけてあげること。これまでより様々なことに気を配り、ねこちゃんにとって過ごしやすい環境を整えてあげられるといいですね。

〇健康状態

猫は痛みを隠す動物といわれています。動物病院での健康診断にプラスして、ねこちゃんの不調を見逃さないように日頃から健康チェックが大切です。1日の水分摂取量、トイレの回数、色、量、食事の両、体重の増減など...日頃から観察して記録しておくことで、異変に気がつきやすくなりますね。

 

加齢スピードが人間の4倍🐶😺ということは、万が一、病気になった時、病気も4倍のスピードで進行していきます。老化による病気も早期発見が大切。ペットちゃんは自身で何もできません。一緒にいる家族が些細な変化に気がつけるように普段からコミュニケーションをとることがなによりですね。

 

まとめ

ペットも人間と同様に寿命が伸びてきています。とはいえ、一緒に過ごせる時間は有限です。まだ元気だから大丈夫!と思わずに、健康で元気なうちから注意してみていくことはとても大切です。ご家族がシニア期に入ったことを認識し、的確にケアをしてあげることでペットちゃんの健康寿命は伸ばせるのではないでしょうか☺

人もペットもできるだけ長く健康で元気に暮らせますように...🍀

 

 

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